3月2日(月)オープンマイク「SPIRIT」


昨年12月に産声を上げました、大島健夫とURAOCBの共同開催による朗読オープンマイク「SPIRIT」。このたび毎月第一月曜の定例開催が決定いたしました!毎月必ず、皆様とともに声と言葉の夜を共有できますことを心より嬉しく思っております。


さて、昨年12月1日の初回は三角みづ紀さん、今年2月2日の二回めは桑原滝弥さんをゲストにお迎えいたしましたが、3月2日の三回めは、第48回現代詩手帖賞/第17回中原中也賞受賞詩人・暁方ミセイさんをお迎えいたします。昨年10月には第二詩集『ブルーサンダー』を刊行、ますます活躍中の暁方さんの朗読を、30分間たっぷりお楽しみください!


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POETRY READING OPEN MIC


SPIRIT


2015年3月2日(月)
会場:渋谷 RUBY ROOM


開場 20:00
開演 20:30
入場料 1000円+1ドリンク


▽主宰・出演
大島健夫 / URAOCB


スペシャルゲスト
暁方ミセイ


※オープンマイクは当日先着12名まで、1名あたりの制限時間5分です。もちろん、オープンマイクにご参加なさらない、純粋な観客としてのご来場も大歓迎いたします!


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見たい方も聴きたい方もご自分も読みたい方も、どうぞどなたもお気軽にお越しください。第一月曜日の夜、ポエトリーリーディングの世界へようこそ。心よりお待ち申し上げております!

今夜もステージの上で

私がポエトリーリーディング、オープンマイクの現場に足を運び始めたのは今から5年前、2009年の秋だった。その頃から桑原滝弥さんのお名前は存じ上げていた。実際に初めてお会いしたのは、翌年に彼がイシダユーリさんと共催しているオープンマイク「tamatogi」だった。正直言って、その時の思い出は自分のパフォーマンスが良くなかったことと、後にTLSにも出演してもらうことになる三原千尋さんを初めて観たぐらいしか記憶にない。当時は1回1回のオープンマイクでパフォーマンスすることが精一杯だった。まさか、自分がオープンマイクの主催になることなど、夢にも思っていなかった。


2010年12月、当時BB STREETで開催されていた横浜スポークンワーズスラム(YSWS)のグランドチャンピオントーナメント。その出演者の中に私は残っていた。そして、特別審査員として桑原さんもその場にいらっしゃって、ライヴをされていた。その日は、色々なことがあった。パフォーマンスやそれ以外の瞬間でも、様々な言葉や思いが渦巻いていた。結果、グランドチャンピオンの座に就いたのは、不可思議/wonderboyだった。彼は私が影響を受けスポークンワーズの世界に身を置くきっかけになったコンピレーションCD「言葉がなければ可能性は無い」の企画者でもあった。その後、私は「言葉が〜」に出演されていた詩人・スポークンワーダー達と多くの場所を共にし、ライヴや企画に参加していくのだけれど、その発起人だった不可思議/wonderboyと直接対面し、言葉を交わしたのはこの日が最初で最後になってしまった。


桑原さんとは、その日以降暫くお会いすることは無かった。その間にも日々は流れ、色々なことが起こった。震災もあったし、私にも、私たちを取り巻く人達の間にも様々な事が起こった。時を経て2013年の初夏、ふとしたきっかけで私は再び「tamatogi」に足を運び、それから桑原さんのいる場所に出かけるようになった。昨年の夏、早稲田で私はYSWSのグラチャン以来久しぶりに桑原さんの長尺のライヴパフォーマンスを拝見した。偶然にも、その日の桑原さんの演目はYSWSのグラチャンの時と同じだった。しかし、それは4年前に観た物とは異なる印象を私に与えた。月日は流れ、物事が移り変わっていくことを実感した。それから程無く大島健夫とオープンマイクを共催するという話が持ち上がった時、ゲストとして桑原さんの名前がすぐに浮かんだ。候補は何人も浮かんだが、自分が企画するオープンマイクで「初めての」ゲストは、彼以外には考えていなかったのかもしれない。



桑原滝弥、という朗読詩人の魅力は実の所そのテキストの精密な構成力にあると私は思っている。肉体を駆使する彼のパフォーマンスは言語と一体となっているが、その肉体がどのようにして立ち上がり、エンジンを吹かしてピークを迎えていくのか。彼の特に長尺の作品では、そのパフォーマンスに至る起承転結が見事構成されている。一聴するだけでは意味が読み取れないような言葉のひとつひとつが伏線となり、大円団へ加速していく。そのスピード感を表現するソリッドな肉体が、同時に浮き彫りになる。前にも後にも、彼のような朗読家は現れないだろう。初めて桑原さんの朗読を観る方が興味深そうに身を乗り出している姿が、とても印象的だった。


オープンマイクは今回も12枠が全て埋まった。マイクの前に立ったのは登場順に、


死紺亭柳竹さん


石川厚志さん


ソニックナースさん


もがくひとさん


ユーサクさん


しもやんさん


村田活彦さん


llasushiさん

(pic by hiro ugaya)


川島むーさん


あしゅりんさん


ジュテーム北村さん


中村博司さん


オープニングアクト大島健夫の重厚なリーディングで幕を開き、私は最後に「shadowgraph」を朗読した。


(pic by hiro ugaya)


前日に大きな事件が日本中を駆け抜けた。オープンマイクではそのことに言及される方もいらっしゃったし、言葉全体が激しく揺り動かされているような印象を受けた。
オープンマイクは一期一会だ。僅か5分の間を駆け抜け、そして別れる。その場所で起こったこと、空気感は文字の上だけでは伝わりきらない。ステージの上で交わすパフォーマンスや言葉の中にこそ、全ての本質は存在している。私たちはこれからもその意味を見出すために、マイクの前に立つのだろう。


オープンマイク「SPIRIT」、次回は3月2日(月)です。皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

2月2日(月) ポエトリーリーディングオープンマイク 「SPIRIT」  渋谷RUBY ROOM


昨年12月に産声を上げました、大島健夫とURAOCBの
共同開催による朗読オープンマイク「SPIRIT」
お陰様を持ちまして、2回目を催す運びとなりました。
今回は、ゲストに「tamatogi」「俊読」でもお馴染み
詩人 桑原滝弥さんをお迎えします!



「SPIRIT」では、大島健夫とURAOCBが交互に
出演者のブッキングをすることになっており
今回はURAOCBが桑原さんを指名させていただきました。
紙に書いてある物を読む、それだけの行為で
これだけ見る人を揺さぶり、ロックするパフォーマンスは
なかなかお目にかかれないでしょう。必見の30分です!


オープンマイクは当日先着12名様までです。
1名あたりの制限時間は5分となります。
どうぞふるってご参加ください。
もちろん、オープンマイクにご参加なさらない、
純粋なお客様のとしてのご来場も大歓迎いたします。


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POETRY READING OPEN MIC


SPIRIT


2015年2月2日(月)
会場:渋谷 RUBY ROOM
http://rubyroomtokyo.com/


開場 20:00
開演 20:30
入場料 1000円+1ドリンク


▽主宰・出演
URAOCB / 大島健夫


スペシャルゲスト
桑原滝弥


※オープンマイクは当日先着12名まで。1名あたり制限時間5分

12月1日(月) ポエトリーリーディングオープンマイク 「SPIRIT」  渋谷RUBY ROOM


12月1日に、渋谷RUBY ROOMで
「SPIRIT」というオープンマイクイベントを
大島健夫と共に共催することになりました。


今まで、スポークンワーズのイベントは
幾つかオーガナイズしていますが、
ポエトリーリーディングのオープンマイクの主催に
自分の名前を連ねるのは初めてのことです。
そのような機会が自分に訪れるとは、
正直思っていませんでした。



初めて朗読のオープンマイクに参加したのは
今から5年前のことでした。
2009年の秋、今や伝説となったポエトリーリーディングの聖地
高田馬場ベンズカフェのスラムです。
その時自分は、詩の朗読という物に興味は持っていたけれど
当時の活動はDJが中心だったので
スポークンワーズとクラブミュージックを融合したイベントが
できないかなあと考え、その現場に足を運びました。
自分が朗読をする人間になるなんて、
この時は毛頭考えていませんでした。


それから5年経ち、いつの間にか
色々なオープンマイクに足を運ぶようになっていました。
オープンマイクの現場では、色々なことを学びました。
十数人の人達が、立ち代わりに5分くらいの朗読をするという
シンプルなスタイルでありながら、
主催される人によって、全くオープンマイクは異なること。
読む方々の順番によって、オープンマイクも違った物になること
その日誰が何を読むのかなんて互いに知るはずもないのに
いつの間にかオープンマイクの場は
オープンマイカーが生み出す流れやグルーヴが
その場を支配してしまうということ。


それは、その場に集まった人達の言葉によって作り出される
インプロビゼーションに近いし
その場でレコードを繋ぎ合わせるDJにも近い空間だなと
自分は思いました。
そして、回数を重ねれば重ねるほど
良いオープンマイクの現場とは、
決して自分一人では成り立たない物だなと
当たり前のことを知るようになっていたのです。


基本的に、オープンマイカーは友人ではありません。
5分間ステージに立ち、僅かな休憩時間に少し話して
すぐに別れていく、そしてまた1か月後に会う。
それを繰り返しているに過ぎません。
しかし、それでもステージの上でマイクの前で
何某かを話すことによって、私たちは何かを共感している。


今回、大島健夫と自分が共催するということについて
皆様の中には、過去にあった幾つかのオープンマイクの風景を
思い浮かべる方もいらっしゃるもしれません。
しかし、私たちには過去の素晴らしかった思い出はそのままにして
更に先に向かう第一歩として、この「SPIRIT」を定義していることを
お伝えしたいと思います。
この2年で、私も大島健夫も取り巻く状況は大きく変わりました。
もし、私たちに以前と変わらないスピリットがあるとすれば
それは、オープンマイクのステージに対する緊張感かもしれないと
解釈しています。
あの最初に触れたベンズカフェのオープンマイク
マイクの前に立った時の途轍もない緊張感は
今でも私の中に色濃く焼き付いて、反映し続けています。
その空間を、あのヒリヒリとした緊張感の中で
人々が話し、言葉を交わす空間を作ること。
それが、「SPIRIT」というオープンマイクの使命になると
私は考えています。


その、記念すべき最初のゲストとして
三角みづ紀さんをお迎えできることは
決して偶然ではありません。
まさに、全身全霊を傾けてひとつひとつの言葉を
生み出していく彼女のステージこそ
私たちのイメージするポエトリーリーディングの先端に
位置すると思っています。



12月1日 午後8時間
渋谷RUBY ROOMでお待ち申し上げております。
言葉を交わしましょう。ステージの上で。




POETRY READING OPEN MIC
SPIRIT


2014年12月1日(月)
会場:渋谷 RUBY ROOM
http://rubyroomtokyo.com/


開場 20:00
開演 20:30
入場料 1000円+1ドリンク


▽主宰・出演
大島健夫 / URAOCB


スペシャルゲスト
三角みづ紀


※オープンマイクは当日先着12名まで。1名あたり制限時間5分

表現の自由について

特別編です。


今年になってから、邦楽ミュージシャンの歌詞について
幾つかツィッターで言及した所、様々な反響をいただきました。
この機会に「表現の自由」について、自分がどのように考えているのか
長くなりますが、少し説明させていただきたいと思います。


まず、前提として
自分が表現の自由を規制し放題の世の中を望んでいるかといえば
勿論そんなことがあるわけがなく、
表現の自由は、できる限りの範囲で守られるべきである。
では、表現の自由とは、一体何であるのか、という所から
話を始めます。


今や名だたるノンフィクション作家となった森達也氏が
テレビディレクター時代に手がけたドキュメンタリーのひとつに
放送禁止歌」という番組があります。
1999年に放送され、後にデーブ・スペクターが監修し
書籍化されたことでも有名です。
この番組は岡林信康の「手紙」やフォークルセーダーズの「イムジン河」といった
フォークムーブメントの時代に作られながら放送禁止となった
プロテストソングについて、一体どのような形で放送禁止とされたのかを
検証していくドキュメンタリーです。
当時の業界関係者のみならず、部落解放同盟までカメラは向けられるのですが
不思議なことに、テレビカメラの前に立つ関係者は一様に
何故それらの楽曲が放送禁止処分となったのかは分からないと語ります。
そのまま、番組は放送禁止処分を受けたとされる
「手紙」をまるまる一曲流して終了します。


そう、表現を規制する者は(表向きには)誰もいなかったのです。
そこには、表現の自由があったから。


2014年
昨年から社会的問題として取り上げられるようになった
一部の極右による、在日韓国人を中心とする在日外国人に向けた
ヘイトスピーチに対して、規制法を制定することについて
議論が起こり始めました。
ヘイトスピーチに反対する人達の間でも、議論は分かれました。
ヘイトスピーチを規制するということは、
ヘイトスピーチに類似するような表現は全て規制されるのではないか
というのが、規制反対派の意見のひとつとして上げられました。
自分は、ヘイトスピーチ規制法に賛成する立場の人間ですが
同時に、言葉を媒介とする表現に関わっている人間として
この問題については複雑な感情を持っていたのも事実です。


そんな時、規制賛成派の人達の中では
ヘイトスピーチのような物は、表現には値しないのだから
表現の自由には当たらないのではないか、という意見が上がりました。
自分も一度はこの意見に乗りかかりましたが
少し時間を置いてから、その考えを改めました。


何故なら、ヘイトスピーチもまた、表現形態のひとつであるからです。
そして、憲法の下ではヘイトスピーチにも表現の自由は保証されています。
ですから、ヘイトスピーチに反対するということは、
それを無くそうとすることは、表現の自由に反する行為を行っているということです。
ヘイトスピーチの議論についてはもう少し説明が必要ですが、
 今回の趣旨とは離れますのでここまでとします)


繰り返しますが、全ての表現には自由が保障されています。
愛が全てだと言う歌も、
戦争に反対する演説も
良い朝鮮人も悪い朝鮮人も全て殺せというヘイトスピーチ
その意味では全て同じように、自由が保障されているのです。
それが、表現の自由です。


日本国憲法第12条では


この憲法が国民に保障する自由及び権利は、
国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。
又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、
常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。


とあります。
自由とは、天から与えられる物ではなく「国民の不断の努力によって」保たれる物であり、濫用されてはならないと憲法は言っています。
これは、当然表現の自由にも当て嵌まります。


その意味で言えば、私は表現の自由には、2つの側面があると思っています。
ひとつは私的な表現の自由。つまり、表現をする者個々の自由。
そしてもう一つは公的な表現の自由
つまり、表現を守るために必要な公共の自由。


公的な自由と、私的な自由。
この2つは、同じ言葉でありながら、常に相反する関係を持っています。
個人の自由が尊重されることで、公共の自由が犯されることもあれば
公共の自由を守るために、個人の自由が脅かされることもある。


これまた繰り返しますが、自分は表現の自由を縛ることを
第一に考えているわけではありません。
何を話してもいいし、何を語ってもいいと思ってます。
それと同様に、それを受け取った側もまた、どのようにも解釈していいわけです。
表現の自由とは、何も表現する側だけではなく、受け取る側にも存在します。
その双方がやり取りをする中で、つまり「不断の努力によって」生み出されるのが
公的な意味での表現の自由だと、私は考えています。


では、
私的な表現の自由が、公的な表現の自由を脅かすのはどのような場合なのか
大別すると、これもまた2つのケースがあると考えています。
ひとつは、狂信的な思想からくる確信的な妄想
在特会や、嘗てのオウム真理教のようなカルト集団がこれにあたります。
狂信的な思想と、表現の表層的な意味が同一であるというケース
少なくとも、私が知る身近な表現者には、その形態に違いはあれど
そういった人達はひとりもいない。


そして、もうひとつは、本人が必ずしも意図していなかったが
その表層が結果として物議を醸しだすような内容になってしまった場合
本人にその意図はなかったとしても、別の立場から見れば
それが差別や偏見を生む結果になってしまうということ。
それが、本当にやむを得ないと判断される場合においてのみ
公的な表現の自由を守るために、私的な表現の自由について
意見が出てくる場合がある。


さて、偉そうに書いてはおりますが
今まで自分が書いてきたことは、当然自分にも当て嵌まります。
つい最近のことです。表現そのものではありませんが
自分の言動が、相手の心象を多大に害していたということが実際にありました。
その時に分かったことは、そういった行為を犯した場合に
自分ひとりの力では修正ができないこともあるということ、
そして、仮に強制的であったとしても他の方からの
強い指摘がなければ気づくことができなかったということ。


表現の自由とは、与えられた物ではなく
表現をする者、それを受け取る者との相互努力によって
守り続けていかなければならない物であると自分は思います。
人間の道徳観や基準など、それこそ多種多様でありますから
当然ぶつかり合うことはあるでしょう。
そのリスクをも持ち合わせるのが、「自由」であることだと
私は考えています。
何かを発言したり、発表すれば必ずリアクションが起こります。
勿論、それを恐れて寡黙になってはならない。
しかし、互いの価値観を戦わせることもまた
決して恐れてはならない。
その双方のコミュニケーションによって、表現の自由は担保され
より強度を高めるのだと私は思います。
今実際に起こっている幾つかの表現に対する意見についても
決して一方をやり込めることや表現を規制することを目的としているのではなく
表現の自由を保障するための相互理解を深めようとしていることを
少しでもご理解いただければと思い、今回敢えてこのようなテキストを書きました。
そして、前述したような自分の経験も踏まえて書いたつもりです。
ご意見ありましたら、また議論できればと思います。


以上乱文乱筆、失礼いたしました。

8/24(日)東京ブラックホール企画Vol.3【バカーサマンス】


uraocb次回のライヴは、8・24の日曜日!
新宿御苑RUTOにて
永遠のロック少年トミヤマカズヤスマキ率いる
東京ブラックホールの企画に出演します。


ポエトリーリーディングの枠を超えて、
ライブハウスのステージに上がるようになってから
1年あまりが経過しています。
多くの気づき、発見がありました。
一番大きな発見は、外の世界に出た方が
より多くの興味を持ってくれる人に出会えるのだということ。
つまり、ジャンルを関係なく共感できる人は
世界が広がれば広がるほど存在するのだという
当たり前の驚きでした。


トミヤマカズヤスマキさんと始めて出会ったのは
昨年の夏、下北沢LAGUNAでの共演でした。
丁度自分が外に向けて打って出始めた時期で
自分のやっていることがミュージシャンの方々にも
伝わるんだな、と感じた大切な日でした。
1年経ち、彼の主催企画に呼んでいただいた事を
とても幸せに感じています。
いつものように、自分以外はバンド、おそらく殆ど初対面
という絶好のシチュエーション。
さあ、今回はどんな出会いが待っているでしょうか。
とても楽しみです。

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東京ブラックホール企画Vol.3【バカーサマンス】
2014.8.24(日)
@御苑RUTO
http://ruto.sa-kon.net/
///開場///
16:00
///開演///
16:30
///料金///
1500円(1D付き)
///出演///
トミヤマカズヤスマキ(O.A)
東京ブラックホール
退屈
幽霊会社みちづれ
uraocb
アルトサックスチューインガムイズマイフェイバイリット

8月16日(土)東京倶楽部千駄ヶ谷店 狐尾白 津田一矢 三木悠莉

uraocb、次回のライヴは今週の土曜日
東京倶楽部千駄ヶ谷店です!


6月に続いての登場ですが、今回の顔合わせは
なかなか実現しない稀有なマッチメークでして
面白い物を目撃できるのではないかと思います。


4月のNSWSでその存在を知った狐尾白氏は、
スポークンワーズ、ポエトリーラップの影響を受けて
そのどれにも当て嵌まらない新しい音楽を創造してます。
多分、近いうちに嘗ての降神のような存在になるのでは
ないかと、予測している、恐るべき20代です。
そして、昨年のパンチラ淫でも共演した津田一矢氏は、
ダンディズムに溢れた40年以上の芸歴を誇る歌うたいです。
そこに、ポエトリー界の最終兵器でお馴染みの三木悠莉と
uraocbが絡むという、想像を越えた音と言葉の空間です。


何気ないマッチメイクに見えて、
実はこれ凄い顔合わせじゃないの?とか思ってます。
スポークンワーズとラップ、歌、朗読。老若男女
全部繋がってる顔合わせ。
多分、この先一緒になる組み合わせではないと思うので、
ご覧いただいた方が良いかもしれません!!

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2014.8.16(土)東京倶楽部千駄ヶ谷
http://www.tokyo-club.com/sendagaya/about/
OPEN18:30 START19:00
予約/当日¥2160
☆出演☆ 
狐尾白
津田一矢
uraocb
三木悠莉

8/5(火)花のノートルダム Notre-Dame-des-Fleurs vol.1 @阿佐ヶ谷YELLOW VISION


次回のライヴは、8月5日(火)阿佐ヶ谷YELLOW VISIONにて
闇と美のポエトリーリーディングパフォーマー
不埒ライフさんの企画イベントに出演します!


以前も書きましたが、不埒ライフさんは嘗て別の名前で
スポークンワーズシーンを繋げる活動をされていました。
その頃の話は、色々な方を通して、後から伺うこともあったのですが
自分自身は、当時はまだスポークンワーズのシーンにはいませんでした。
初めてお会いしたのは、今年の始めの共演で、
実際にこの目で拝見して、衝撃を受けました。



簡単に言ってしまえば、
それは、朗読というパフォーマンスでここまでできるんだ!という驚きです。
自分も、人から区分されれば詩人と呼ばれるジャンルにはいますけど
ポエトリーリーディングの中では異端の人間で、
間違ったことをやってばかりいる自覚が多分にあります。
そんな自分が彼女のライヴを観て感じたのは、
許されていないパフォーマンスなど、何処にもないんだな
ということでした。
思えば、自分もそういう考え方で音楽を聴いてたし、
プレーヤーに回ったので、彼女の姿勢には共感するし
大いに励まされました。


そんな、不埒ライフが企画する初めての夜に、参加できることを
とても光栄に思っております。
様々な意味で、突破した人間が集まる、ボーダレスの夜になると思います。
是非是非、足をお運び下さい!

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2014年8月5日(火)

花のノートルダム Notre-Dame-des-Fleurs vol.1
出演:
不埒ライフ and Japanse Jongens
いとうまくバンド
UraOcb
熊のジョン


会場:阿佐ヶ谷Yellow Vision
http://www5.ocn.ne.jp/~yvision/
時間:開場18時30分/開演19時00分
料金:1500円+1drink

2014年7月27日(日)下北沢Laguna 赤尾充弥 自主興行

今度の日曜日は、昨年に引き続き偉大なる赤尾様こと
さすらいのピアニカ弾き語り、赤尾充弥企画に出演します。


何と何と、共演に元たまの、石川浩司氏!!!
石川氏の出演を知ったのはオファーを快諾した後だったのですが、
まさかこのような形で、インディペンデントの先駆けのような方と
ご一緒できる機会が訪れるとは、思ってませんでした。


共演のギロヤン氏を含めて、何となく異形感が漂う今回の赤尾企画ですので
自分も今回はそのような感じで、臨もうかと思っております。
宜しくお願い申し上げます!!!

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2014年7月27日(日) 
@下北沢Laguna
http://www.daisybar.jp/laguna/


赤尾充弥 自主興行
「一人じゃないと生きていけないけど、
一人だと時々寂しかったりもします」vol.4


【共演】 石川浩司パスカルズ / ホルモン鉄道 / ex. たま) / uraocb / ギロヤン


【時間】 15:00スタート(登場時刻は17:00)
【料金】 2000円(1ドリンク込)

7月12日(土) 新宿nine spices


自分が恵まれてるなというか、ラッキーだと思うのは
たまたま発見したバンドやパフォーマーの動画を見たり
素晴らしい場所を知ったりすると、
ひょっとしたら、いつか一緒に何かすることになるのではないか?
という風に考えていて、そうすると実現すること。
何でそうなってるのか?は良く分からない。
しかし、何故かそういうことが起こっている。


gokartsは、一方的にこのライヴ動画を知って気に入って
それをツィッターに書いたら矢野さんにフォローいただいたという流れで
それが確か数年前の話なのですが、
ひょんなことから、今回共演させていただく機会を得ました。
しかも、開場のnine spicesも凄く気になってた場所で
何か色んなことが瞬時に実現して、気が付けばもう明後日みたいな。
まあ、こんな感じです。このスピード感が日常です。


しかも、動画をご覧いただければお分かりになるように、
出演するどのバンドも音と言葉のマッチングが鋭く、アグレッシブな人達ばかりで、
俺この人達と一緒にやるのかと、嬉しくもありつつ、
恐怖心も多少抱きつつ.....笑
とはいっても、今更変わった事は何もできませんので、
自分のできる正攻法で臨みます。
土曜日の新宿、イベント全体としても面白い内容であることは
保証させていただきます。


プレーヤーとしても、単純に観客としても楽しみな夜です。
足をお運びいただければ幸いです。宜しくお願い申し上げます!!

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7.12(土) @ NINE SPICES
http://9spices.rinky.info/


OPEN 18:30 / START 19:00
ADV \2000 / DOOR \2500


LIVE


Genius P.J's


gokarts


ONTC a.k.a 音の旅CREW


宮殿


uraocb

6月29日 HONOGURA 1st ALUBUM「ARUGONOH」RELEASE PARTY


こんばんは、uraocbです。


今でこそスポークンワーダーを勝手に名乗ったり
スポークンワーズマガジンの編集に名前を連ねたりしていますが
自分が初めてそのステージに立ったのは、今から5年前の話です。
きっかけは動画でした。
SSWS(新宿スポークンワーズスラム)という
スポークンワーズスラムを中心にしたyoutube動画を見て
今まで感じたことの無かった刺激を覚えて
飛び込んでいったのでした。


スポークンワーズスラムを中心にしたシーンで、
様々なラッパーに会いました。
彼らは、皆自分の表現にとてもストイックでありながら
ポエトリーリーディングの世界にも興味を持っていました。
そして、その中には実際に朗読のオープンマイクに
エントリーするラッパーもいました。


SSWSグランドチャンピオントーナメントファイナリスト、
灯汰君と初めて会ったのは、「Poe-tri」という
池袋で毎月催されていたオープンマイクで
自分がキャストとして出演した時でした。
彼は、同じくキャストだったモリマサ公さんを観に来てたのですが
ライヴ終演後、声をかけて貰って知り合いました。
それから、彼がイベントに遊びに来てくれたり
また自分たちのイベントに僕を呼んでくれたり
TOKYO LANGUAGE SUBMISSIONSで共演したり、
そんな感じで現在にいたっています。
普段から会う間柄では決してないのですが、
ラッパーでありながらその枠に収まらずに
硬質なリリックを吐き続ける灯汰君のスタイルと姿勢には
共感するし、共通する部分があるかなと勝手に思っています。


そんなわけで、今回も縁あって
HONOGURAの1stアルバムリリパに出演することになりました。
共演には猫道、Z.I.O-RAMAといった強力なラインナップ。
更に、Z.I.O-RAMA君のライヴには、「近所のメンバー」から
火男とSIAOという二人のラッパーが客演します!
実は彼ら、灯汰君と同じくSSWSグラチャン出場者!
つまり、この日は猫道さんを含めるとSSWSファイナリストが
4人集結します!!!
スポークンワーズ色の濃い、リリースパーティーになりそうです。
最近スポークンワーズに関心を持たれた方にも、是非体感していただきたい夜です。
宜しくお願い申し上げます!!!


                                                                                                                                                        • -

2014.6.29(SUN) 


HONOGURA 1st ALUBUM「ARUGONOH」RELEASE PARTY


@JET ROBOT(高田馬場)
東京都新宿区西早稲田3−28−1
RICOSビルB1F TEL 03-3423-4788
http://www.jetrobot.tv/


OPEN 18:30 START19:00
\1500 + 1DRINK


RELEASE LIVE


HONOGURA(灯汰+BEAH)
https://soundcloud.com/lowhighwho/honogura-beah


GUEST LIVE


Z.I.O-RAMA


猫道(猫道一家)


010010


uraocb


DJ Shu-sak

マザファッキン BBQ ファミリー

今回の「どんと、こい!」第2号
リリースパーティーのことについて
少しお話しさせていただきます。


元々、バーベキュー・ファミリーという名前の由来は、
ファミリーの三木悠莉が生まれ育った群馬県下仁田
詩人達が集まって催されたBBQでの出来事が元になっています。
2年前の秋のことです。
その日、いきなり降り始めた雨に、
私たちはBBQの場を離れ、大きな樹木の下に移動しました。


その場所で、暫くの間雨が止むのを待っていた私たちの元に、
一本の電話が届きました。
それはジュテーム北村氏からの電話でした。
私たちは下仁田でBBQを催すことを、
オープンマイクの席でジュテ氏に伝えていました。


ジュテーム北村氏は、電話の向こうにいる私たちに向かって詩を書いたこと、
そして書き上げた詩をこれから読み上げることを、
電話を受けた大島健夫に伝えました。
その詩は大島健夫の声を通して伝えられ、菊池奏子が速記しました。
その時の光景を、私たちは今でも思い出します。
雨音と言葉が溶け合う瞬間の出来事を。


やがて年を越し、「どんと、こい!」を作ろうと
メンバーが集まりミーティングを催した際、
出版する集団の名前を決めようという話になり、
誰かがその名前を提案しました。
それは、あの雨の下仁田に向かって、
ジュテーム北村氏が読み上げた詩のタイトルでした。
それが正式に決定するまでに、時間はかかりませんでした。


「どんと、こい!」創刊号を作った私たちが、
第2号を作る時に最初に行うべきことは、早い段階で決まっていました。
それは昨年の8月に催したリリースパーティーでのことです。
観客として来られていたジュテーム北村氏に私たちは話しました。


今年はジュテーム北村氏に下仁田でのBBQに参加いただきたいこと、
そして、去年下仁田にいる私たちに向かって読んだあの詩を、
今度は下仁田で読んでいただきたいこと。
ジュテ氏はその場で快諾いただきました。


こうして数か月後、快晴の秋の下仁田
ジュテーム北村氏とバーベキュー・ファミリーは撮影を敢行しました。
こうやって出来上がったのが、「マザーファッキンBBQ ファミリー」です。



「どんと、こい!」2号を刊行するに当たって、
当初私たちはリリースパーティーを行うことは想定していませんでした。
開催のきっかけはこれもまたジュテーム北村氏でした。
創刊号のリリパや下仁田での撮影を心から楽しまれていたジュテ氏は、
リリースパーティーを念頭に置かれていました。


ジュテーム北村氏がライヴをされること自体、あまり機会がありません。
ジュテ氏がライヴアクトとしてステージに立つ時、
それは大きな意味を持つ場所であるということです。
私たちはジュテ氏が持つ思いの大きさに改めて気づかされました。


私たちはジュテーム北村氏、そして村田活彦氏と共演するに当たって、
相応しい場所と催しを開くことを考えました。
会場をライブハウスにスケールアップし、三木悠莉、黒川武彦(dialogues)は、
フルバンドでの出演を決めました。


私たちは、今回の「どんと、こい!」2号リリースパーティー
「祝祭」であると考えています。
詩に対して、
朗読に対して、
そしてそれらを通して出会った人たちに対して。
特別な宴であり、新しい出会いや繋がりの宴にできればと思っています。


心より、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

4月13日 スポークンワーズ・マガジン「どんと、こい!」Vol.2 RELEASE PARTY @渋谷 RUBY ROOM


スポークンワーズ・マガジン「どんと、こい!」Vol.2、
いよいよ3月3日より正式発売の運びとなりました。
皆様に手にとって頂くことを、メンバー一同、心より楽しみにしております。


そして来る4月13日(日)、Vol.2の執筆者及びメンバーの総出演により、リリースパーティーライヴを開催いたします!


☆☆☆


バーベキューファミリーPRESENTS
スポークンワーズ・マガジン「どんと、こい!」Vol.2 RELEASE PARTY


2014年4月13日(日)
会場 : 渋谷 RUBY ROOM
http://rubyroomtokyo.com/
東京都渋谷区道玄坂2-25-17 カスミビル
TEL/03-3780-3022




開場 : 18:00
開演 : 18:30
入場料 : 2000円+1ドリンク


▽出演者


※GUEST


ジュテーム北村


村田活彦


※バーベキューファミリーCAST


三木悠莉バンド
 三木悠莉(Poetry, Vocal)
 堀田玲央(Piano,Guitar) 
 金色樽兵衛(Bass,Sax)
 小松成彰(Guitar,Didjeridu)
 池田貴一(Drums)


Dialogues
 黒川武彦(Poetry)
 ららばぃてりぃ(Guitar)
 アラン・グリーソン(Bass)
 和美(Vocal)


ともちゃん9さい × uraocb


大島健夫


菊池奏子


死紺亭柳竹


◎ご予約は、
wearebbqfamily@yahoo.co.jp
まで、お名前と人数を添えてメールをくださいませ。
当日券でもご入場頂けますが、ご予約頂いた方には特典といたしまして、
「どんと、こい!」Vol.1とVol.2、2回に渡って掲載されました
「スポークンワーズ座談会」のノーカット盤を配布いたします!
二度とない声と言葉の夜、スポークンワーズの祭典。
多数のご来場、感謝とともにお待ち申し上げております!

バーベキューファミリー とは

ところで
これは後\書いておいた方が「どんと、こい!」2号を読む上で
参考になるので記します。


元々バーベキューファミリーは、
2年前に詩人が三木悠莉の実家近くの山で行ったバーベキューが発端になっております。

http://blog.livedoor.jp/beertopants/archives/18591981.html


http://blog.livedoor.jp/beertopants/archives/18811850.html


で、その時にジュテーム北村氏が、
バーベキュー中だった僕らに電話をかけて、電話越しに読んだ詩が、
今号のどんと、こい!に直筆で掲載され、
昨年同じ場所で行ったBBQで収録され先行公開された
「マザファッキンBBQファミリー」です。



僕らは2年前に最初にBBQをやった時から、
雑誌を作ろうと思っていたわけではありません。
寧ろ、詩人同士が旅行するなんて思ってもいませんでした。
しかし、その時集まったメンバーが「家族」として協力して、
雑誌を作るに至る迄あまり時間はかかりませんでした。
きっと僕たちはどこかで、
スポークンワーズの世界で戦っていく仲間を必要としていたのだと思います。
これは尊い物です。
普段個々がソロアクトとして我が道を行くだけに、尚更尊いと感じます。


この仲間たちと、そしてまた新しい出会いと共に、進んでいくことができる
喜びを感じながら、しっかりと一回一回のステージやひとつひとつのテキスト
そして雑誌を、精一杯作り上げていくことが、
今自分ができる最大限のことだと思っています。


とにかく、ファミリーを続けよう。この先も、ずっと。

スポークンワーズ・マガジン「どんと、こい!」Vol.2 発売開始!!!


お待たせしました!鋭意編集を進めてまいりました
スポークンワーズマガジン「どんと、こい!」2号ですが、
3月3日より販売開始が決定しましたことを、ご報告いたします!


今号の特集は「スポークンワーズの世界」と題して、
東京のスポークンワーズ界の重鎮、ジュテーム北村と村田活彦の両氏を
ゲストにお迎えしました!
巻頭を飾るのは、ジュテーム北村直筆による詩
「マザーファッキンBBQファミリー」です!氏直筆のインタビューも必見。
4月にCDリリースを迎える村田活彦氏のロングインタビューも必読の内容です。
深く濃い歴史と現在を語っていただきました。詩作も掲載しております。


また今号では5月にアルバムリリースを控える「てあしくちびる」の河内伴理氏より
詩を提供いただきました。
その他、バーベキューファミリーの作品やコラム、
前号に引き続いたスポークンワーズ座談会等、充実の内容となっております!
スポークンワーズマガジン「どんと、こい!」2号。
お求めはバーベキューファミリーの公式サイト
http://bbqfamily.wordpress.com/より通販で、
または各ファミリーが出演するライヴ会場でも販売しております。


さらに、スポークンワーズマガジン「どんと、こい!」2号の発売を記念しまして、
4月13日(日)渋谷ルビールームにおきまして、リリースパーティーを行います!
、出演はバーベキューファミリーとジュテーム北村、村田活彦!
メンバーのバンドによる出演や、セッション等、
普段とは一味違ったスポークンワーズを楽しみいただける夜になるでしょう。
詳細は追ってお知らせしてまいります。


今後ともバーベキューファミリーを宜しくお願い申し上げます!