8/25 下北沢Laguna 赤尾充弥　自主興行「一人じゃないと生きていけないけど、一人だと時々寂しかったりもしますvol.1」

最近はすっかりブログを書く時は
ライヴの告知となることが多くなっておりますが
有り難いことだと思ってます。

自分は、特にライヴに関して言えば
朗読とは少しスタイルが異なる者ですが
楽器でもなければ、弾き語りでもない
言葉を中心に据えたパフォーマンスが
ライブハウスという場所で
15分なり30分なりの機会をいただくからには
どのようにその時間を使うのか、を考えます。
(裏を返せば、5分のオープンマイクも同じかもしれませんが)
ただやりたい事、ではなくて、その時間の中にある
流れ、空気を感じながら、逆らわずにプレイする。

人が多いか少ないかは、あまり関係ありません。
たくさんの人達に見てもらったりすることも勿論大切だけど、
誰と繋がって一緒にやるか、その人達に何を伝えるかが
一番重要だと思ってます。
いつもそういうつもりでやってます。
人数は関係ない。
自分が信じている人達を納得させなければ、
外に広がるわけがない。
広がっても、すぐに萎んでしまうだろう。

というわけで、
「一人じゃないと生きていけないけど、
　一人だと時々寂しかったりもします」
という刺激的な名前の企画にオファーをいただきました。
企画者の偉大なる赤尾様こと赤尾充弥氏とは
これまた朗読イベント｢ROUND POETRY PARTY｣の主催
偉大なる土屋千華様率いるTHE PUNKY'S DILLENMAの
一員として、はたまたプロレスフリークの同士として
出会いました。
プロレス以外では、今まで置かれていた境遇や
遍歴はかなり違うのですが、
批評眼と審美眼の厳しさには共通する物があると感じてます。
言いたいことは、言わないと気が済まない
やりたいことは、やらないと気が済まない
そうすると、ひとりになっていく。
ただひとりになっていくのではなく、
ひとりひとりが仲間になる。
そんな感じのイベントイメージです。
その光景は、例えばオープンマイクだったり
クラブでのパーティーだったり、そういう空間が
クロージングしていく時間の感覚。
名残惜しく旧交を温めつつ、終わりの時間が迫っている。
今回の共演は、赤尾さん以外は初対面になりますが
そういう場所になるのではないかと予測しています。
勿論、来られる方にもそういう空間が訪れることに
予感を期待を込めながら、次の日曜日を楽しみにしています。