Poe-tri


昨日は、大島健夫さんが主催する
Poe-triに足を運びました。


http://www1.odn.ne.jp/goingthedistance/


初めて訪れた池袋3-Tri
噂通り、キャバクラを抜けて地下へ辿り着くと
怪しい魅力が溢れる雑然としたライヴハウス
この場所で、ポエトリーのイベントを
毎月継続されていることに驚きつつ開演


ライヴアクトは、皆さん名うての方々
魅力あるステージでした。
川島むーさんは、体力に裏打ちされた
言葉回しが流麗でしたし
猫道さんは、音楽と融合した
圧倒的なオリジナリティで、ロックしていました。
どの場所で見ても、1ミリも揺るがない強さ。


市毛友里さんは、JET POETに次いで拝見するのは2回目
ステージに立つその佇まいからして圧巻。
実体の後ろから、いくつも像が現われるような、姿。
3-Triの雰囲気とマッチしていました。
そのままセットの一部になっても、違和感がないくらい。


そして、大島健夫さん。
初めて聴いたのはスポークンワーズのCDで
その時からずっと、以前にも大島さんをどこかで
聴いたことがあるような、不思議な心持ちだったのですが
今日じっくりと聴いているうちに、不意に
ルー・リード」という単語が頭をかすめる。
そうだ、この感覚だ。
乾いた言葉が静かに世界のドアを開け、有様を見せていく
物語が閉じられる時、彼の言葉が渦巻いている。
その雰囲気を保ったまま、足早に3-Triを後にすると
上にあるキャバクラから声が漏れ、また現実に引き戻す。
それも含めて、良い体験でありました。