サイレントの間

オープンマイクに、参加させていただきました。


よくよく考えれば、人前でアカペラで読むのは
10月のベンズカフェ以来2回目。
リーディングの方は、音楽使われないケースが多いので
私が特殊なのですが。
アカペラになると、音で埋め尽くされていた箇所が
露になってくるので、至らない所を確認する。
特に、行間での沈黙。自分ではそれほど怖がっていないはずなのに
どうしても間が詰まって、言葉が流れていく。


オープンマイクで特に印象が強かったのが
カマコさんの即興で、自身の実体験を訥々とつぶやくと
静寂の中で、演者と言葉が一体となって惹き付けられる。
内容もさることながら、パフォーマンスとして
言葉をできるだけ手元に貼り付けることの意味を
考えさせられました。


沈黙の中にも、リズムがあり、タイミングがある。
それを掘り起こしたい。
自分は、まだ形式に拘っているところが強いなあ。
即興というか、半即興みたいな形で
オープンマイクができるよう、少し練習してみよう、と思います。


出演者の皆さん、大島さんありがとうございました!