触らなきゃ分からないから 触るんだ

で、ここからは DJ uraocbとしての話です。


最後の1時間、諸事情で時間があまったので
ブースに立つことに。
よくよく考えると、きちんとロングミックスするのは
1年近くやっていませんでした。家も含めて。


正直に言うと、ダンスミュージックのDJからは
そろそろ身を引いた方がいいのかなと
最近思ってました。
レコードを買うことも、随分やってなかった。
理由は色々あるんですが、
自分自身が追求することに意義を感じなくなっていた
こういう姿勢は、よくないと
決断することが必要だと。


念のために用意していたのはブロークンビーツのレコード。
2000BLACKとか、PEOPLEとかDOMとかNUBIAN MINDSとか
2000年前後にUKで盛り上がっていたダンスミュージック。
当時買ったのですが、なかなかクラブで回すタイミングがなく
そのまましまっていたようなレコード達。
久々に聴いて、そしてクラブの音量で聴いて驚きました。
太いビートとスネア。何て格好良いんだ。
今まで、自分は一体何を聴いていたんだ。


それからの1時間ほど、楽しくプレイしました。
平日の深夜、人もまばらなスペースで
それらは生き生きと鳴り続けました。


ああ、これなんだ。これを忘れてはいけない。
俺はここから始まったんだ。
具体的な場所は分からないけれど、自分の感覚がそう言ってる。
この場所を捨てるな、と。


ひょっとしたら、まだ自分にしかできないことが
あるかもしれない。
あれがあるから、これができないなんて、嘘っぱちだ。
自分が何を望んで、そしてどうやって歩いてきたのか
だ。


もう少し踏ん張ってみようと思います。


次回CODE BREAKERは5月です!