感謝

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昨日のDis-le! Dis-le!1@LIAISON CAFÉに
足をお運びいただいた皆様、
本当に有難うございました!
スポークンワーズのイベントを催すということは
自分にとってひとつの目標であったわけですが
いざその時間がやって来ると
それはもう嵐のようであって、
改めてオーガナイズ、の難しさを痛感する。
とはいえ、リエゾンカフェのあの雰囲気で
annayamadaさんをスポークンワーズの世界へ誘い
その後に続いた後藤理絵、という流れは
思い描いた通りというか、それ以上の空間だったし
音楽だけでも、言葉だけでもない場所を
作ろうという、意図を汲み取っていただけたのでは
ないかと思っています。
音と言葉、どちらにも優劣はないし、
日常の中にあるもの。
それをすくい取って、お見せしたかった。
まだまだ、始まったばかりで至らない部分も多かったと
思いますが、より良い空間を作っていけるよう
精進していく所存です。


自分のプレイに関しては
可もなく不可もなくといった所。
安全運転を心がけていたみたいで
その後の素晴らしいアクトを見るに
愕然としていたのが事実です。
スタートラインには立てたと思うけど
あっという間に引き離されていた
ここから、また追いつかないといけない。


今回、詩を作ったりコラボレーションを
するに際して、詩作の部分では自分よりずっと
長い経験を持つ後藤理絵さんが
イーブンな立場から、率直かつ的確な意見を
していただいたことには、本当に感謝しています。
自分も、今回色々と準備していく中で
音と言葉の関係性をもう一度客観的に
捉え直したり、違った角度から見ることの
重要性を痛感して、学びました。
その成果は、これから実践していくことになると
思います。


これからの自身のスポークンワーズについて
考えている試みが、いくつかあります。
それは自分ひとりではなく、
ディルディルと同じように仲間を伴って
行っていくことになると思っています。
自分ができるスタンス、そして場所を
明確にすること。
そして、それを様々な場所へ還元するため、に。


一昨年の秋、ポエトリーデーディングの世界に
たったひとりでやって来ました。
詩人と呼ばれる方は、どこからともなく突然現われて
言葉を残すと、いつの間にかひとりで消えていく
というイメージが自分にはあって
実際、そういう意味では正しくもあると思いますが
でも、様々な場所に足を運ぶうちに
その空間で僅かな時間しか共有していないはずなのに
どこかで何かが繋がっているような感覚を持つ
人達に出会うことができました。
今までも、これからも様々な瞬間を体験して
その中で、何かを得たり失ったりを
また繰り返していくことになるのでしょう。


それでも もう少しだけ
この場所にいるつもりです。
俺にはまだ少しだけ やることがあると思うんだ。
ここで。