2010末から

既に2011年が始まってから
10日が経とうとしているこの期に及んで
ではありますが、先に進むためにも
昨年末のことを少し振り返ろうと思います


「YSWSグランドチャンピオントーナメント」
(12月18日 横浜BB STREET)


1年半に及んだ言葉のバトル
その頂点に立ったのは不可思議WONDER BOYでした!
uraocbは準決勝に上がれず敗退。
でも、やりたいことをやったので後悔はありません。


http://ameblo.jp/ysws-staff/entry-10741390846.html


最後の講評(↑実際の発言の文字起こしです)で
何人かの方が、今日は「希望」を感じさせるプレイが
多かった。絶望的なものも見たいということを
話されていたのが印象的だった。確かにそうだった。
それは、示し合わせていたわけではなく本当に偶然だったけど
それぞれの出場者が、希望を訴える環境にその夜はいた。
スキルフルなアクトが目立つ中で、
個人的にはマノメアツシが印象的だった。
ゴツゴツとした言葉を投げかけていく、
彼のプレイが心に響いた。
無論、マノメさんがスキルフルではないということではなくて
ゴツゴツとしたまま、どのように投げかけるかという
考察を肉体で示していた。震えが直結した言葉。
はっとりあつしとの準決勝は、まさに異種格闘技だった。


「たからをさがしにいこう」
(12月23日 後楽園CAFÉ & BAR ROUND)


http://blog.goo.ne.jp/kabukidamashii/e/0c85c70ba447576a3886b1f2860ae119


猫道一家主催のカバー限定イベント
結果として、東京のスポークンワーズ・ポエトリーリーディング
ショーケースのような濃密な時間だった!
言葉を書く人たちが選ぶ言葉の渦。
それをどのようにプレイするか、を考え抜かれた
ライヴアクトはどれも印象に残った。
オープンマイクでは、出演者でもあった
しえろ文威さんの「月光ドライブ」をプレイ



初めてこの動画を観た時から好きなアクトで
セオ・パリッシュをバックトラックに
スポークンワーズスタイルで読ませていただきました。
ご本人の目の前でプレイするのは緊張でしたが
継続使用の御墨付きをいただく!ありがとうございます!


詩のカバー、を初めて自分で行ったのは
9月のPoe-Triだったのですが
そこから、何となく色々な歯車が
動き出した感じはある。
言葉を抱えすぎずに、それでも薄めずに
どうやって拡散していくか。
他の方の言葉を読み、反芻し続けることで
幾つか得たヒントは今後に繋げたいと思う。



高城剛X ともちゃん9さい まままつり」
(12月26日 吉祥寺FORTH FLOOR)


ともちゃん9さい主催イベントを観覧。



朗読、テクノポップ、テレビ番組のザッピング
紙芝居。
様々な表現が「情報」としてアウトプットされていく。
肯定も否定もなく、それらがディスプレイされていく。
その展開が心地よかった。同じ価値観だな、と思った。
90年代を過ごした人じゃないと、生み出せない空気。
何でもある、という満腹感を消費していく。
その、ともちゃん9さいのライヴも印象に残った。
これだけ、音楽にスイングするスポークンワーズを
私は他に知らない。