8/16 JET POET VOL37 @原宿JET ROBOT

http://de-rie-n.blogspot.com/2010/08/cest-la-vie.html


5ヶ月ぶりにJET POETへ足を運ぶ
ライヴは後藤理絵さん。
この数週間で、彼女のステージを3回見たことになるけれど
(そう、冒頭のロック〜は、彼女の詩です)
同じ人から、同じ言葉を聴いても
読む場所によって全然違う。
Poe-Triでは、言葉が浮遊し
POUND FOR POUNDでは言葉が突き刺さり
JETでは、言葉が「生」の状態で飛び出してきた。
最後の詩での、テンションが高まった時の
あの空気感、静寂。忘れられない瞬間でした。


忘れなれないと言えば、そうだ。
オープンマイクでZULUさんから
「追試」の命が出て、2回読むことに。
何でも長いJET POETの歴史でも
2人目だということで、
快挙といえば快挙だ。
快挙じゃないけど。


終演後ZULUさんから少し話をいただく
創作のこと、音と言葉の関係性。
何故追試になったかは、自分が良く分かっていることで。
簡潔に言えば、色気を持った所を
ZULUさんに見事に見抜かれた、という感じ。
場所が変われば、読み方も変わる。
当たり前のことを、いつの間にか忘れかけていた。
JET POETは即興音楽とのセッション
一体どうなるかは、ステージに上がる時点でも
全く分からない。
その変わりに、普段では予想もし得ないことが
起こったりする。
今回で言えば、詩を読んだことのない
初参加の方が英語でスピーチしたり
あしゅりんさんと、三味線のコラボが
初めてとは思えないシンクロ具合だったり。


ということで、
言葉もステージも、いつ何時でも
同じものは有り得ない。
それは魅力でも、あり恐怖でもある。
でも、今はまだまだその場所に向かうのだろう。
答えは、後から考えればいい。
まだまだ修行中の身、なのです。