終わるけれど 終わらない

SSWS予選に出場してきました


http://www.marz.jp/ssws/


結論から言うと、KISS MY 明日こと
THE POPさんに完敗
言い訳のしようのない完敗でありました。


初めて上がったMARZのステージは
思いの他高く、そして自分の声が鳴り響いていた
その言葉に次の言葉をぶつけると
言葉がワンワンと響いていた。


その次に登場されたPOPさんが一転して
澱みなく、ゆったりとしてペースで
言葉を紡いでいかれる。
ああ、そうか。これがSSWSなのか、と悟った瞬間。


トーナメントは、JIMMYさんが優勝
終演後、大分時間があったので
審査員の方の講評や、エントリーされた方と話す。
講評で印象に残ってるのは太郎本人さんの
「情報量やメタファーが多すぎると、
 新宿や渋谷では過剰になってしまう」
という言葉。
これは、自分では気付かなかった視点でした。


東京で読む言葉、横浜で読む言葉、
埼玉で読む言葉、千葉で読む言葉、
同じ内容でも全部違う。
おそらくスラムでも、MCバトルでも
異なる結果が導き出される。
リーディングの方々が何故全国を飛び回って
それぞれの地のリーディングを聴かれるのか
その意味を少し知った気がします。


救いだったのは、SSWSの常連でもある
ベテランのPOPさんが
先攻だった自分のリーディングを聴いて
急いで読む作品を別のものに切り変えた、と
仰っていただいたのと
何故かフリースタイルをすることになって
「そっちの方がいいじゃん」って言われたことw
うーん。そういうことなのかな。
どうだろう。


その他にも色々とお話をしたり伺ったり
敗戦には納得していますが
自分自身には納得しているわけではありません。
今回の経験を自分なりに反芻して
できれば、今クール中にもう一度
エントリーしたいと思ってます。