KEEP YOUR ATTITUDE

今に始まったことではないのですが
日本語の音楽が好きでした。


音楽も好きだったけど、普段日常で話している
言葉が日常や世界を切り裂いていく、
そのスリリングな光景にゾクゾクした。


元来、日本語をリズムに乗せるという作業には
困難がつきまとう。そして気恥ずかしさを隠せない。
そこからどうやって新しいルールを作っていくのか
その試みが同時進行で動いているものに
昔からシンパシーを感じていました。


やがて
ひとつの鋳型が出来上がると
それをプロットにした換金システムが出来上がる。
そのことを否定するものではありませんが
新しいものを作っていく時の異物感、そして高揚感は
何にも代え難いのも事実です。


例えば
この日本でも頭角を現してきたグライムのMC




無論、佐野氏と彼らの間にはタイムラグが横たわっています。
しかし、異なる文化に挑戦していくスリリングな言語の
絡み方。
そこに、魅力を感じています。


チャレンジャーは
目を真っ赤に腫らしたまま
草を刈る
毎夜