才能 コンビニに売ってないかな

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矢野顕子さん ピアノ弾き語りシリーズ
「音楽堂」を買いました。


このアルバム聴く人の大半は
上記のページで記されている過程は知っているので
どうしても「ドキュメント」の要素を
付加して聴いてしまいます。
過去の「SUPER FONK SONG」「HOME GIRL JOURNEY」にあった
ヒリヒリとした緊張感とはまた異なる
剥き身になったミュージシャンとエンジニアの対話が
生々しく収録されている、という印象。


昨年の「AKIKO」もそうだったのですが
ここに来て、矢野顕子さんは自らに貼られた
才人というレッテルを一枚一枚剥がす作業を
している気がします。個に戻っているというか。


たまたまテレビで見た、NHKソングライターズの再放送で
テーマとして度々出てくる「ホーム」という言葉について
佐野元春の質問に、彼女は


「ホームというのは、
 そこに家族や誰かがいるということではなくて
 私自身が、もっとも居やすい場所」


という趣旨の回答をしていたのが、印象的でした。


ELLEGARDENのカバー、に驚きますし
その曲がベストテイクだと思いました。掴まれた。


音楽堂

音楽堂