2011-07-30

先日、およそ3年ぶりに6時間DJを渋谷でやっておりました。

急に決まったこともあり　あまり入りは良くありませんでしたが
何とか完投することができました。
久しぶりに遊びに来てくれた友人も何人かいて
とても嬉しかった。
彼らはDJやミュージシャンで
嘗て、東京のクラブシーン（主にドラムンベース）勃興の時代に
共にカッティングエッジの場所にいた
当時は話をすることもなかったのですが
今となっては、同じ時代を戦った仲間でした。

彼らには今、結婚されていたり
新しい家族が生まれようとしていて
新しい人生の局面をまさに迎えようとしている。
久々に会っても、こちらはずっとDJをしてるので
話をする時間も取れないのだけれど
そういう歴史は　表情を見ただけでも
読み取ることができる。
かつてのギラギラした輝きから　柔らかくなって
丸いオーラを感じる。
思えば俺は、今は場所をステージやマイクに
変えつつあり、まだそこでも戦っていて
更に研ぎ澄ましている人達と一緒になることも多いから、
敏感にその人がまとっている空気を受け取る。
それは　より色々な事柄を芳醇に受け取ることができる
ということでもある。
幅が広がる。
はっきりしているのは、多分俺はもっと若いうちではなく
今だからこそ、言葉で伝えるということを始めた、ということです。
色々な幅や揺れの中でうごめき続けている、
限りなく俺に近い　俺が出会ってきたあなたについて語っている。
聴こえていますか。

8月3日に、大島健夫氏が主宰するマンスリーのリーディングライヴ
「Poe-Tri」に出演します。
およそ1年ぶりの出演です。
共演は、市毛友里、モリマサ公、大島健夫という
強靭な布陣です。
どの方も、今の東京で、スポークンワーズの極みに
立たれていると思っています。
このような方々と同じ場所に立てることを
とても感謝しています。

主宰、魂のストーリーテラー　大島健夫
60分ワンストーリーで読み続ける、鉄人