HOT SUMMER

2016年8月1日、ポエトリーリーディング・オープンマイク「SPIRIT」は20回目を迎えることができました。ここまで続けることができたのも、オープンマイクに参加された方。観覧いただいた方、お越しいただく皆様のお陰です。心より御礼申し上げます。


記念すべき20回目のスペシャルゲストは、ジョニー大蔵大臣 from 水中、それは苦しい!!!





パワフルかつエネルギッシュ、圧巻のステージ。ご存じの方は沢山いらっしゃるので、多くを語る必要はないのかもしれません。ライブハウスシーンの第一線で戦ってきたことが一目瞭然、プロフェッショナルのライヴでした。オープンマイクイベントに合わせて、5年ほど前に作ったという詩を朗読!しかも、それが水中のテイストそのものの傑作で驚きました。最後は谷川俊太郎をリメイクした「芸人の墓」で締めていただきました。


お互いのMCで触れましたが、同じ歳の私とジョニー大蔵大臣は20歳くらいの頃出会って、ミニコミでインタビューをしたり、呑んだりする間柄でした。水中のファーストアルバムがリリースされた前後の時代です。その後長い空白を経て、私は朗読を始めることで彼と再会し、ライヴを再び観ることができたのですが、嘗ての水中で展開されていた言語と音が即興的に絡み合う世界観が、体力とエンターテインメント性を伴ってスケールを大きくしていたことがとても印象的でした。この20年で私も変わりましたが、彼も唯一無二の素晴らしいパフォーマーになっていました。人生や運命には、時として色々なことが起こりますが、この日のような瞬間を迎えることもあるのだなと、彼のライヴの時間中は考えていました。


オープンマイクには、17名の方に登場いただきました。

ご登場頂いたのは、登場順に、


モリマサ公さん
黒川武彦さん
丸山永司さん
もりさん
公社流体力学さん
ユウサクさん
川島むーさん
シノザキダイゴさん
かとうゆかさん
どぶねずみ男さん
merry-andrewさん
TAOさん
死紺亭柳竹さん
渋澤怜さん
コーラさん
ジュテーム北村さん
西田夏奈子さん 


以上の皆さんでした。初登場の方は5人。ジョニー大蔵大臣のパフォーマンスに触発されたように、エモーショナルなアクトが連鎖していきました。とにかく徹底掉尾「熱い」夜でした。つくづく、オープンマイクは生き物なのだなと再確認しました。
オープニングは大島健夫が、最後はURAOCBが「This is statement」を朗読しました。


オープンマイク「SPIRIT」次回は9月5日です。スペシャルゲストには、2016ポエトリースラムジャパン・ファイナリスト「もり」さんをお迎えします。どうぞお楽しみに!